Next: 軌道半径と公転周期の関係
Up: 万有引力
Previous: 万有引力の式の導出
地球の中心を原点 r=0 、月の位置をr とした運動方程式をエネルギー積分して
上式の第2項は保存力である万有引力による位置エネルギーで、無限遠を位置エネルギーの基準
とする。
よって無限遠の手前側(中心から
の位置)では位置エネルギーは負になる。
この定義に従えば、万有引力
は保存力だから、
の関係があり、位置エネルギーは無限遠から位置
まで外力
のした仕事に等しい。言い方を変えれば位置rから基準点の無限遠まで保存力のした仕事に等しい。といえる
Sadahiko TOKIDA
平成14年5月27日