出会いのエピソード

この子達との出会いに心から感謝しています・・。
ダックスとの出会い
犬を飼うのは2年ぶりだった。

以前に飼っていたマルチーズのマーシャを亡くして以来「その悲しさを2度と経験したくないから」と大反対する両親を何とか説得した。

どんな犬種を飼おうかと期待に胸が膨らんだ。

選択条件は「室内飼育の小型犬であること」これが第一条件だ。

それなら・・マルチーズ?ヨーキー?シーズー?ウエスティ?
ミニチュアダックス??

他にも小型犬には種類があったけどカナの頭には
このへんしか思い浮かばなかったの(^^;)

何となく・・”愛玩犬”と言う言葉が気に入らない!!と思っていた。
(愛される為だけに産まれた?(`´)笑)

そんな時TVでミニチュアダックスの特集のような番組が放送されていて
Mダックスの性格や歴史などを知りました。

更に現在の人気犬種1位と言う話し。

前からMダックスは知っていましたが、胴長短足と言う位しか
知識がなかったのです。

でも、そのユーモラスな体型が魅力的だなぁ・・と思い、
甘えん坊で寂しがり屋という性格にも惹かれ、Mダックスにしよう!
と決断しました←単純思考!?



フェンディとの出会い
犬種が決定したので、さっそくMダックスの飼育本を数冊購入しました。

Mダックスの事をほとんど知らなかったカナは、
ダックスのカラーバリエーションに驚きました。

ダックスを飼うと決めましたが何色のダックスが欲しいとまでは
決めていなかったので、そのバリエーションの豊かさはカナを魅了させてくれました。

でもカラーでは迷うことなくクリームと即決したのです。

理由は飼育本の写真でも1番カワイイと思ったし、
元々ソリッドカラーの子が良かったので・・。

クリーム色のダックスと決めたカナは、
さっそく地元のMダックス専門ブリーダーさんにTELで問い合わせ
しましたが「現在クリームの子犬はいないので出産情報を待ってください」
との回答でした。

ただクリームの子は条件を揃えても産まれる可能性があるだけで出にくい希少カラーです。
2度の出産情報を待ちましたが結局クリームが産まれなかったので、
ペットショップを捜し回る日が続きました。

ショップでも人気犬種のダックスは大抵の所で出会う事はできますが、
ブラック&タンかレッドがほとんどで、たまにSLVダップル、
そして何件かではSHDクリームでした。

でもカナが捜しているのは黒の差し毛を1本も持たない
ピュアクリームだったので見つける事が困難でした。
そんな頃お世話になっている車屋の営業マンの方から、
ピュアクリームを売っているショップがあると連絡が入ったのです。

すぐにショップに伺うと念願のピュアクリームに出会う事ができました。
最初は女の子を希望していましたが、その子は男の子でしたが、
とてもとても可愛いお顔つきの本当に綺麗なピュアクリームだったので、
まさしく一目ボレでその子を家族にしようと即決しました。

希少カラーだけに、大学を卒業して間もなかったカナには高額でしたが、
次の日家に連れて帰ってきました。それがフェンディとの出会いでした。
2001年夏の出来事でした。



ティファニーとの出会い
フェンディを飼い始めたカナは、その可愛さにメロメロになり、
ダックスの虜になっていきました(☆。☆)

その頃から既に漠然とですが「もう1匹?」と考えていました。

フェンディが生後6ヶ月を過ぎて、躾も1通り覚えてくれたので、
具体的に2匹目を迎えようと考え始めました。

どうしてもカナは仕事があるので世話など日中は母頼みです。
なので勝手に増やす事ができないカナは反対を覚悟で両親に相談。
すると、カナママあっさりOK(笑)しかもお金も出してくれる!おぉ意外だ(笑)

それほどにフェンディは私達家族をメロメロにさせていたのでしょう。
2匹目は、フェンディのお嫁さん捜しでした。誰もが思うように、
カナも我が子の二世が見てみたいと思ったのです。

フェンディのお嫁さんと言う条件をなくして飼うのであれば、
カラーはチョコ系を希望する所ですが、フェンディのお嫁さんにするなら、
色素のしっかりした子を選ぶ必要がありました。

色素がしっかりしていて更にクリーム因子を強く持っている子・・
それはブラック&クリームが有力でしょうか。

2匹目を飼う時は迷わずフェンディを譲っていただいた
ペットショップに相談しました。
ほんの少しダックスを見れるようになっていたカナは
血統や骨格など拘ってしまったので、
理想の子と出会うまでもフェンディと同様に時間がかかりました。

ショップの店員さんには色々と無理を言って大変ご迷惑をおかけした
部分もあると思いますが、親身になって聞いて下さり、
まさに理想にかなった子に出会う事ができました。
”どうしても同じ市内だと血統が近くなるから”
と札幌から取り寄せて頂いた子です。

飛行機に乗ってカナの元へやってきた天使、
それがティファニーとの出会いです。
雪が溶けはじめた2002年3月の出来事でした。



ルイとの出会い
ティファニーが我が家の一員に加わってから・・
気づけば早いもので1年以上が過ぎていました。
そろそろフェンディ&ティファニーの子供が欲しい!
半端な気持ちではなく、本気に心から願っていたのです。
でも現実は考えれば考えるほど迷いました。
ルイとの出会いは、フェンディ&ティファニーの子供は
色々と悩んで考えた結果、望まない事にしようかなぁ。。。
そんな風に考えていた頃だったかと思います。

フェンディ&ティファニーの時は、それなりに計画を立てて
時間をかけて、迎え入れたのですが。ルイを迎えるときは
本当に突発的でした(^^;んん・・言い方は悪いのですが、
いわゆる衝動買いな部分もあったかもしれません。
そう・・・3匹目を飼う予定なんて全くなかったんです!!

自分のHPを開設した頃からHPを通して仲良くして頂いていた
お友達の所でダックスの赤ちゃんが生まれたとのご報告を
聞いてから、何気にHPを毎日のように覗いていました(^^;
赤ちゃんの成長って、ただ普通に可愛くて・・・そんな姿を
ページの中で楽しく拝見させて頂いていたのです。
うん、良くある普通の当たり前の事ですよねぇ(^^;

前々から・・チョコ系の子には興味がありました。
何せティファニーがフェンディのお嫁さんと言う条件を
無くして飼うならば、絶対にチョコ系の子を希望していた
位ですからね。もしも次に飼うなら、やっぱりチョコ系と
考えていました。でも具体的に考えていた訳じゃない(^^;

でも出会ってしまったんだよねぇ〜(笑)
何かビビビッとくるものを感じた←意味不明(^^;
”この子を家族の一員にしたい”そう思ったの。

ルイは実際の姿を見て飼った訳ではありません。
だから最初は不安も正直ありました・・。色々と質問等も
させて頂きましたが、丁寧に対応して頂きました。
何度かのメールのやりとりで、譲ってもらう事にしました。

飛行機に乗って空港で初対面でした。
不安からピーピー泣いていたっけ・・(^^;
とっても優しく素直なルッチ。フェンディ&ティファニーとは
初日から仲良しだったね(^-^)

私の誕生日に我が家の一員になりました。
忘れられない最高の誕生日プレゼント。2003年9月の出来事でした。



クリス&ディオールとの出会い
2004年11月24日クリスは亡くなりました。

あえてクリスとディオールは一緒に書きます。
何をするにも一緒に育ちました。そう・・お腹の中に
いる時から一緒だった姉妹ですから(^-^)

フェンディ&ティファニーの子供達です。
犬の赤ちゃんの出産頭数としては少ない方だと思います。
クリス&ディオールは双子の姉妹でした。
でも・・2匹だったから残せたのかもしれません。。。

大切にしてくれる所へ里子へ出そうか・・とも
考えました。生まれた子犬を全て自分の家で
育てる事って簡単なようで難しい事だと思うのです。
無責任な気持ちではなく色々と考えると難しい問題で
考えれば考えるほど・・悩んでしまうのです。

両親犬と一緒に飼う以上は避妊手術の問題。
多頭飼いの我が家に残すより、もっと他で・・。
年齢の近い子を飼って同じ頃に老犬になって・・。

マイナスな部分しか頭に浮かびませんでした。
何よりも・・願う事はこの子達の幸せです。
正直どうする事が、この子達にとって幸せなのか・・
答えは見つかりませんでした。

でも、せっかく生まれてくれた大切な命。
フェンディ&ティファニーの子供達なのです。
可愛くないわけがありません(笑)まさしく初孫の気分??笑
生まれた時から可愛くて可愛くて仕方ありませんでした(^^;
幸い家族も同じ気持ちでいてくれました。

手放す事はできませんでした・・。
それが良い選択なのかどうかは正直わかりません。
でも・・手放す事なんてできなかった。

どの子が可愛いなんて事は、もちろんありません。
でもね、やはり何か特別な存在なのは確かです(^^;
んん・・上手く言えないのですが無条件にかわいいのです。
フェンディ&ティファニーの子供達と言う響きだけで
幸せな感覚があります。すっかり婆バカですね(笑)

クリスマスイブの夜(クリスマスの朝)と言う不思議な
時間に、この世に誕生してくれたクリス&ディオール。

最高のクリスマスプレゼントです。
2003年クリスマスの出来事でした。